妖精は、もともと人間の住む世界とは別の世界の住人だった者たちです。亜人種たちもこれに含まれることが多いようです。
妖精たちが、人間の世界へやって来たきっかけは様々です。
遠い昔に、何らかの理由で別々の世界が重なった時期に移り住んできたり、神々の争いの際に、軍勢として召還された、などです。
ほとんどの妖精が、元の世界へ帰る術を失っていますが、なかには2つの世界を往来する事ができる、強い力をもった種族もあります。
エルフやドワーフなどに代表される妖精は、人間に対してもわりと友好的といえます。
また妖精は、精霊に近い存在とされていることもあり、そのため、精霊の力を借りた魔法を得意とする者も多く見られます。
妖精は死を迎えると、元の世界へ旅立つと言われています。
本当の故郷でもあり、そして彼らにとっての天国なのかもしれません。