ファンタジー世界にも休みの日というものがあります。休日は週単位ではなく、月単位や年単位で定められているようです。
たとえば、王が定める特別な日や記念日などや、年変わりの日であったり、それから、信仰に関わる祭日などです。
そう言った場合、たいていの休日は祭りを行う日でもあります。また祭りの有無に限らず、休日というのは、どこの店にも工場にも働く者はいません。日常の品を売る店も休んでいます。地域によっては、各店ごとで休日を定めていることもあります。
現実世界でもそうですが、自然を相手にした商売、農業や漁業などに従事している者たちには、とくに決まった休日はありません。すべての収穫が終わったときや、時化で海に出られない日などが、彼らの休日となります。
冒険者にも休日はありませんが、仕事にあぶれていれば毎日が休日といえるのですが、そんなことをしていればすぐに干上がってしまうでしょう。