ピクシーはエルフのような姿をした体長30cmほどの小さな妖精です。
背中には昆虫類のような羽が生えています。蝶の羽やトンボの羽など、いくらかの種類があるようです。服らしきものを着ているピクシーもいますが、裸に近い格好の者もいます。おそらく服飾の概念がないのでしょう。
ピクシーは人間やその他の種族に対して、おおむね友好的ですが、積極的に姿を見せることは決して多くありません。そのかわり、彼らはいたずら好きで、姿を消したまま耳元で何かをささやいてみたり、小さな針で尻などをつついたりすることがあります。
彼らは仲間たちと踊ったり、空を飛んだりすることが大好きなようです。ときどき、森の中などでその姿を目撃されています。
ピクシーについて、洗礼を受ける前に死んだ子供の魂の生まれ変わりである、という言い伝えもあります。そのためでしょうか、彼らは子供たちの前に姿を現すことが多いようです。冒険の旅の途中で妖精たちのいたずらに困ることもあるでしょうが、できれば自由に遊ばせてあげたいものです。