読み書きそろばん

学校

ファンタジー世界にも学校というものがあります。しかし、教育が制度化されているわけではないので、国や地域などによってその程度は様々です。

まず、子供たちが最初に入る学校では、基本的な読み書きと算術を教えています。これは知識や学問の神様を奉ずる神殿や寺院などで、子供たちを集めて教室を開いていることが多いようです。

もちろん他の寺院でも似たような教育施設はありますし、やってくるのも子供だけとも限りません。義務教育というわけではないので学校に通わない子も大勢います。

また、寺院だけでなく、引退した魔術師や学者が私塾を開いていることもあります。授業料をとる者もいますが、住んでいる村に厄介になっている代わりに…という者もいるようです。

都市部などではさらにより高等な学問の場となる学校もあって、たとえば各宗派の神学校などもそうですが、よく知られているのが魔法学院や大学があげられるでしょう。こういった学校では魔法や魔法に関する知識などを学びます。魔術とは実践だけでなく、学問的な研究が不可欠なこともあるのです。

大学は「賢者の学院」などとも呼ばれています。そしてそこで、各地から集まった賢者たちが日々、知識を追求しています。しかし、研究ばかりというわけでもなく、定期的に一般市民への教養講座などを開くこともあるようです。これには、たまには一般市民にも活動内容を示し、魔法というわけのわからないモノに対する疑念を払拭する必要がある、という理由もあります。

このように様々な学校がありますが、運営資金の多くは寺院への寄付や賢者、魔術師たちの組合費などで賄われているのが実情のようです。もちろん、国や王が援助している場合もあります。

種別
施設/建造物
場所
市街
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神殿

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