たしかに死んだはず……

ゾンビ/ゾンビー

ゾンビーは安息の眠りを妨げられた、あるいは自らそれを拒んだ、歩く死者です。不死生物や死霊モンスターに分類されています。 その姿は死体そのもので、時間の経過したものは服はボロボロで肉は腐り落ち、ところどころ骨も覗いています。どれだけ新鮮であっても、生気のない死体であるため、生きている者と見間違えることはないでしょう。

ゾンビーは魔法によって与えられた力や、怨念や現世への心残りから生じる負の生命力によって行動しています。彼らの肉体は腐り、その動きはのろのろとしたものです。もはや知性の輝きは失われ、生者の生命力に惹かれ彷徨うだけの存在となり果てています。生きた人間の血肉を食らおうと徘徊するようです。ゾンビーに噛まれたり食い殺された者もまたゾンビーになると言われています。ある種の伝染病、またはそれを模した魔法や呪いでしょう。

魔法によって起こされたゾンビーは、術者の命令に従う従僕や兵士として扱われます。この場、ゴーレムなどと同じように簡単な命令しか理解できません。こうしたゾンビーは術者の管理するダンジョンに配置され、侵入者を阻む番人として徘徊しています。

ゾンビーとの戦いは凄惨です。痛みを感じず、傷や損傷にかまわず攻撃を続けてきます。剣や斧などの白兵戦武器を用いて、その動きを止めるには、彼らを細切れにするしかありません。手っ取り早い退治なら魔法で焼き払ってしまうのが効果的と言えます。しかしできれば破壊ではなく、神官による鎮魂や浄化の魔法に頼る方がいいでしょう。安全で、しかも死者に対する本来の接し方でもあり、それが互いにとって最良の手段かもしれません。

複数に囲まれたりせず、落ち着いて対処さえできれば、それほど恐怖すべきモンスターではないかもしれません。見た目のおぞましさはともかくとして……

種別
モンスター
種族
死霊/不死生物
関連キーワード
スケルトン/ゴースト/アンデッド

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