リザードマンは、トカゲや竜のような特徴をもった亜人種です。 蜥蜴などの上位種族とも、竜族の下位種族とも言われています。
リザードマンとはいっても、雄だけでなく雌も含んでいます。
卵から生まれ、成長するに従って背丈も大きくなります。 人間のように成長期といったものがなく、寿命を迎えるまで体は育ち続けます。
個体差はありますが、だいたいにおいて、体の大きい者ほど高齢ということになります。
数十ほどの群れで移動しながら狩猟生活を営んでいることが多いようです。 しかし、産卵の時期だけは適当な場所を見つけて、繁殖活動のためにそこへ滞在します。
リザードマンは好戦的な性格の者が多く、冷徹で冷酷な性質を持った優秀な戦士として登場することがあります。
水中での活動や酷暑にも強く、また無機質ともいえるほどに冷静に計算され尽くした彼らの戦術を高く評価し、 傭兵として雇う者も少なくありません。 しかしどうやら、爬虫類の性質を備えているらしく、寒さにはあまり強くはないようです。
戦士として以外のリザードマンたちは、あまり外界との接触を好みません。
ジャングルの奥などにひっそりと暮らしていることがほとんどでしょう。
運が良ければ、川沿いでのんびりと釣り糸をたれる、 竜人たちの姿を見つけられるかもしれません。
リザードマンたちの寿命とは、生命活動の終わりをさすのではなく、 大きくなりすぎた肉体を支えて活動できなくなった結果、という説があります。
そして、奇跡的に本来の天寿を全うしたリザードマンは、 ドラゴンに生まれ変わるといわれています。
それが真実かどうか、誰にもわかりません。