モンクとは、修行や布教のために各地を旅してまわる神官戦士の一員です。
しかし、彼らが他の神官戦士と違うのは、素手かそれに近い武器のみで戦う点にあります。
モンクは特定の寺院にとどまらず、自らの行動によって神の教えを示します。
しかし、その旅は驚くほど質素です。
旅先で困っている人があれば、これを助けますが、謝礼などは受け取りません。
受け取ったとしても、せいぜい、一夜の宿や当座の食料くらいでしょう。
弱者の救済も、禁欲的な生活も修行の一環というわけです。
モンクは、武器をほとんど使わず、鎧も身につけません。 簡素な胴衣と、裸足かサンダル。連接棍や長杖などの、刃のついていない棍棒系の武器を使うこともあります。
貧弱とも思える装備ですが、日々鍛え上げた肉体と体術によって、
そう簡単に太刀打ちできるものではないでしょう。
事実、物語などでは、圧倒的な強さを伴って登場することが多いようです。
モンクの使う体術は、人間型の生き物に対してとくに有効ですが、 おそらく野獣や魔獣などのモンスターたちにも彼らは決して遅れをとらないはずです。
モンクといえば、頭を丸め、肩がけの僧衣を身につけ、
人と出会えば合掌して挨拶をする姿が目に浮かびます。
普段は瞑想をし、肉体を鍛錬しながら、人々のために働いているわけです。
しかしいざ、悪事を見つければ、
流麗な動きを見せながらバッタバッタと殴り飛ばし、蹴り飛ばし、悪人たちをこらしめます。
もっと単純に格闘家としてのモンクも存在します。 彼らは別に神に仕えているわけではありませんが、 格闘技を身につけ練り上げることによって肉体と精神を鍛える姿勢は、 神様への信仰に近く、普通のモンクとそれほど違いはないようです。
重い荷物で困っている人があれば、 「これも修行のうちだ」とかなんとか言いながら、手伝ってあげてるわけですから。