Brand
ブランドとは、一般的には（松明などの）燃え木や燃えさし、焼きごてなど、とにかく火を帯びた棒切れを指す言葉です。 そして、この焼きごてを用いて囚人、奴隷、家畜などに所有者印を刻みつけていた時代を経て、今では銘柄や品質を意味するようになりました。
それとは別に、剣を表現する詩語でもあります。 英雄の持つ名剣や、魔剣などの名に覚えがあるかと思います。
古来より、剣というものは死や栄光などを象徴するものでした。
松明、銘柄、そして剣。 どれもみな、進むべき道や何らかの意味を指し示すためのものです。 ブランドという言葉には、人々のそういった思いが今でも燃え盛っているのかもしれません。 冒険の道を選んだ以上は、いつかはその道を明るく照らしてくれる剣を振るいたいものですね。
ブランディッシュ(Brandish)という言葉になると、剣やナイフ、槍などをビュンビュンと振り回す、というような意味になります。 ブランドというのは、むやみやたらと振りかざすものではありませんね。