Hobgoblin
ホブゴブリンとは、ゴブリンの亜種、近縁関係にある種族として登場するモンスターです。
体格はゴブリンよりもひとまわりかふたまわりほど大きく、人間と比べても遜色ありません。 それ以外はだいたい通常のゴブリンと同じです。
彼らはたいてい、ゴブリンの群れの中に混じって生活しています。 その場合、並のゴブリンたちよりも力が強いため、傭兵のような、用心棒のような役割を担っているようです。 もちろん、ホブゴブリンだけで構成される群れもあります。
ゴブリン同様、人間から奪い取った武具や道具を持ち歩いていることがあり、背丈があるぶん、ゴブリンよりも脅威となりえます。
戦士としての特性が強く、ゴブリン族とは違って魔法の素質はあまりないようです。 そのため、人間の戦士のような格好をして登場することが多いのですが、どうにも根性がないのか臆病なのか、逃げ出す頻度も高く、雑魚としての扱いから抜け出せていません。
ホブゴブリンというのを英和辞典で調べてみると、ゴブリンよりも若干、邪悪なイメージは薄くなっています。 この違いが、ファンタジー世界に登場する両者の性格の違いとして現れているのかもしれません。