クレリック

Cleric

冒険を後列で支える奇跡の代行者

クレリックとは、神官系職業のひとつです。 僧侶とも呼ばれることもあります。 ビショッププリーストと比べると、その地位はそれほど高くはありません。 どちらかというと、下位クラスとして扱われることが多いようです。

しかし、下位クラスとして登場するからこそ、現場でもっとも目にする機会が多いともいえるでしょう。

寺院や神殿での奉仕活動や祭事などの実務的なことは、ほとんどが彼らが行っているからです。 それに、冒険の場においては、修行のためや世界を救うために旅をするクレリックもいるので、目にする機会は多いかも知れません。

冒険者としてのクレリックのほとんどは、神の奇跡の代行者としての魔法を会得しているようです。 戦士としての訓練を積んだ者もいますが、彼らは神官戦士と呼ばれています。

また、神官系職業に就いている者の総称として、彼らをクレリックと呼ぶ場合もあります。

上位下位に限らず、そしてその呼び名にかかわらず、神官たちの役割は大きいはずです。 冒険の一行に彼らがひとりでもいれば、旅は心強いものとなるでしょう。

職業としてのクレリックに課せられた制約

クレリックを含め神官系職業につく者は刃の付いた武器を装備できない、というような制限をもつ場合があります。 これはキリスト教からのイメージで作られているからでしょう。 そのため、彼らはフレイルやメイスといった、状況によっては剣などより残酷で強力な武器を習熟している場合が多いようです。

巡礼者などのなかにも、棒術に長けた者は少なくありません。 野党や追い剥ぎたちも、杖一本しか持っていないと見て油断するべきではないでしょうね。

種別
職業
系統
神官
表記
僧侶/神官
関連キーワード
神官/プリースト/ビショップ

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