Highway, Main road
街道とは、主要な街と街を結ぶ道路を指します。陸上交通にはなくてはならないもので、“鯖街道”や“翡翠街道”といったように、特別な由来から名付けられる場合も多いでしょう。
地面を固めただけの土の道や、大きな石を退けただけの道などがほとんどですが、なかには石畳を敷いた立派な道もあります。 道にも寄りますが、荷馬車がすれ違うことができるくらいの広さがあります。また、多少の遠回りでも水辺に沿ったり、あるいは大きな起伏を避けるように伸びています。
街道は交易路でもあり、比較的安全な旅路でもあり、戦時には軍隊の移動にも使われ重要な道路です。
その重要性から、街道の多くはその土地の統治者によって管理されています。 商業が盛んであれば、商人たちがつくる組合などで管理が行われる場合もあります。その財源は税金や組合費からですが、利用者からの通行料も重要な資金です。
街道沿いには大なり小なりの宿場町が発達することもあります。それとは別に一定間隔で避難小屋などが設置されている場合もあります。 これは、モンスターや自然災害などから逃れるためのもので、神殿や寺院がその役割を果たすこともあるようです。
街道は他の道とは違って人の往来も多く、治安維持のために巡視員が警備していることもありますが、それでも追い剥ぎや野盗に襲われるといったことは絶えないようです。