ショート・ソードとは、全長６０～７０cmのまっすぐな両刃をもった片手剣です。身の幅はロングソードよりも広く作られています。
ショートソードはロング・ソードと同様、突くことにも斬ることにも用いられます。
ロング・ソードとの違いは、騎乗した者ではなく徒下の戦士が使うことにあります。それが長さの違いでもあります。
また、短く、取り回しの良いショートソードは、密集した状況でも振るえるという利点があります。とっさの場合にも抜きやすく、扱いやすく、そのため冒険者に多く好まれる剣といえます。
有名なものに古代ローマの刀剣、グラディウスがあります。
指輪物語でも『つらぬき丸』が登場します。これは魔法のショートソードですが、ホビットにはちょうど良い長さでした。